境内の一本桜が満開に!

桜で思うことがあります。

どこで見ても桜は美しいです。

七十年近く生かせて頂いて、いろいろなところで桜を見てまいりました。

一番深く心に刻まれている桜は、少年期に見た境内(関市 洞泉寺)の桜です。

多感な時期に愛でた桜は本当に美しく記憶に残ります。

時代は変わっても、変わることなく、

子供たちは純粋で感受性も強く、

出来ることなら、社会全体で、子供らを守ったり、

おかしな方向へ進みそうなら

引き戻してあげたい・・・そのように思います。

食べるものにしても、もし、人生最後の食事は、五つ星レストランの高級料理より

子どもの頃に食べていた、慣れ親しんだ、母の手作り料理ではないでしょうか。

皆で子供らを育みたいと思います。

やがて成人する子供たちが、安心して笑顔で暮らせるような世の中でありますように祈るばかりです。

                                            合掌

平成三十年(2018年) 三月 佳き日